天然希少琥珀のコーパル １８．５９６ｃｔ　ルース

【詳細】

宝石名：天然　琥珀　(コーパル)

Carat・・・18.596ｃｔ

サイズ・・約 19.1mm × 23.3mm × 13.3mm

カット・・オーバルカボッション

クラリティ：SEMI-TRANSPARENT（半透明）

トリートメント：無

産出国：ドミニカ共和国

光沢が非常に良くルースの中に見えるのは、自然に出来た内包物です。　　


コパル（コーパル）は、琥珀の仲間で、琥珀（コハク）が数千年前の松柏類の樹脂の化石に対し、数百年～数百万年前の比較的短い時間で化石化したもので、比重もコハクよりも軽いです。

このコパル（コーパル）は、カットされたルースとしては、サイズが大きく存在感があり、珍しいです。
またコパル（コーパル）は、大きくなるにつれて透明感がなくなり曇った状態になったり、色むらが出たりする傾向があるのですが、このコパル（コーパル）は、色むらもなく、透明感も素晴らしいです。

アンバー（琥珀）

・非晶質 ・モース硬度；2-2.5 ・光沢；樹脂光沢 ・屈折率；1.540 ・比重；1.08
・産地；ドミニカ共和国、バルト海沿岸、ポーランド 他

古くから愛されている琥珀は、百万年以上前の松柏科の植物樹脂が、 時間をかけて化石化したものです。
有名な琥珀の産地はバルト海沿岸ですが、実は琥珀の本源はロシアです。 琥珀は比重が軽いため、河川によって海まで流され、対岸のデンマーク やノルウエー、さらにはイギリスの東海岸にまで運ばれていきます。 バルト海沿岸で発見されている琥珀は、長い時間をかけて自然が運んだ ものなのです。
琥珀の色は、ほとんどが黄金色から、金橙色をしています。透明度は、 透明から半透明までのものが見られますが、ジュエリーとして好まれるのは、 透明なタイプのものです。
通常、インクルージョンはあまり好まれないものですが、琥珀に入る昆虫、 植物などの化石や、サンスパングルと呼ばれる円盤状のインクルージョン などは、琥珀を美しく見せるものとして珍重されています。